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執筆者の写真NUM

アイデアの宝庫 Google Arts & Culture

更新日:2022年5月31日



お久しぶりです。NUMです。


最近記事を書くことをサボっていたので、今回はProcessingに限らずアート活動

を行なっている人達に役立ちそうな情報を紹介します。


僕の持論ですが、制作活動で良いアイデアを出すには沢山のインプットが必要だと考えています。


インプットの内容はアートにのみ絞る必要はなく、日常の中で制作に使えそうな物は

あるかどうか考えながら物を見たり散歩したりするんです。

そうすると、ふとした時にアイデアって出てきたりします。


もう一つは美術館など芸術に触れてアイデアを出す方法です。

美術館で生の作品を見ると鳥肌が立って自分の感性が何かを感じ取っている感覚がして、

そのような作品は本能的に自分が好きな作品なんだなって考えたりしています。


Google Art & Culture

僕がよくインプットで使っているサイトに Google Arts & Culture があります。


このサイトの良いところは芸術における先人たちの作品を無料で見ることができます。

それだけでなく、作品が飾られている美術館をストリートビューで回ることができちゃいます。


アート好きにはたまらないサイトです。

僕がよく使う機能をまとめていきますね。



色検索

サイトにアクセスして、下の方にスクロールしていくと「What's your favorite color?」

というセクションがあるので、色を選びます。


僕は青と緑が混ざった色が好きなのでこれを選択します笑



色をクリックすると選択した色をメインで使っている作品が沢山表示されます。

様々な作家の作品が好きな色で検索できるなんて便利な機能ですよね。

出てくる作品のジャンルも色以外は偏りがないので見ていて楽しいです。




試しに作品をクリックすると作品名が出てきます。

「AR(拡張現実)で見る」ボタンはその作品が展示されている美術館をストリートビューで見ることができます。


作品の右下にある虫眼鏡マークをクリックすると作品を高画質に拡大できます。

僕はよく作品の質感を観察する時に使ったりしています。





虫眼鏡マークをクリックすると、右のほうに+と-のボタンが出てくるので、

クリックすると最大まで拡大して見ることができます。

こんなに近くまで鮮明に見れるのかってビックリします笑




ちなみに上記の作品は僕の作品のモチーフにさせて頂きました。

この作品を作った日に雪が降っていて、モチーフとした作品が雪のように白かったので、

雪と花を組み合わせて作ってみました。


また使用した曲を聴いた印象がゆっくりと雪が降っている気持ちになったので、

全体的に曲にマッチした作品になっていると思います。


openprocessingに載せているので、ぜひみて見てください



キーワード検索

ヘッダーの虫眼鏡マークでキーワードを入力すると、関連する作品、情報などが検索できます。



「Gogh」と入力してみると、ゴッホの作品が沢山表示されます。

ゴッホは青と黄の色使いが氣持ち良いですよね。有名なアーティスト達は自分の得意な色を持っていて、その色の魅力の出し方が上手だなと思います。




ストーリー

僕が一番好きな機能の一つにストーリー機能があります。

ストーリーとは作品やアーティストの歴史が文字として表示されながら作品を鑑賞できるという機能です。


芸術作品というのは作品だけに価値があるのではなく、アーティストの考えていること

や作品に込めた思いを知ることで真に価値が生まれると思っています。

なのでそれを両方知れるのがストーリー機能なのでこれもよく使います。


ヘッダーの虫眼鏡ボタンで、好きなアーティストを検索すると「ストーリー」というセクションが表示されます。

「ワシリー・カンディンスキー《柔らかな中に硬く》」をクリックしてみます






ストーリーが始まります。

文字の色、大きさが作品を際立たせるために最小限になっているところもいいですよね。




このように作品の細部を見ながら作品の説明、アーティストの歴史を同時に知ることができます。



以下の作品はカンディンスキーの作品をモチーフにしました。

カンディンスキーの作品のようにシンプルで線や円のパーツを使用した作品にしました。

ジェネラティブアートらしさも出したかったので、茶色い円の中に細かい線と薄い四角形を

配置してみました。


カンディンスキーと間違えられたら嬉しいな笑



以上が僕がインプットとして使うサイトと機能の紹介です。

まだまだ紹介しきれていない機能が沢山あるので、皆さんも使ってみて制作のアイデア出し、インプットとして使ってみてください。



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